イラストを初めて依頼する前に準備しておくこと
「イラストを依頼したいけれど、何を準備すればいいかわからない」という方からのお問い合わせは少なくありません。最初のヒアリングで情報が揃っていると、見積もりも制作スケジュールも早く出せます。準備しておくと役立つ情報をまとめました。
用途と掲載場所を明確にする
最初に確認が必要なのは、イラストをどこに使うかです。書籍の本文ページか、表紙か、商品パッケージか、ウェブサイトか。掲載場所によって必要なデータ形式や解像度が変わります。
印刷物の場合は仕上がりサイズも確認しておいてください。A4サイズのページに掲載するのか、名刺サイズのラベルに使うのかで、描き込みの密度が変わります。小さいサイズに使う場合は細かい描写が潰れることがあるため、シンプルな構図が向いています。
参考になる資料を集める
「どんな絵柄が好きか」を言葉で説明するのは難しいですが、参考になる本や画像を見せてもらえると、方向性を揃えやすくなります。好きな絵柄の本、雑誌の切り抜き、ウェブで見つけた画像など、形式は問いません。
「こういう絵柄は避けたい」という情報も役立ちます。ポジティブな参考資料だけでなく、「これは違う」という例があると、方向性の絞り込みが早くなります。
スケジュールの余裕を確認する
納期は「いつまでに必要か」だけでなく、「いつから動けるか」も確認しておいてください。ラフへのフィードバックに時間がかかる場合、全体のスケジュールが後ろにずれます。社内での確認フローがある場合は、その時間も見込んでおく必要があります。
一般的に、挿絵1点であれば初回ヒアリングから納品まで3〜4週間が目安です。点数が多い場合や、修正の往復が多い場合はさらに時間がかかります。余裕を持ったスケジュールで依頼いただける方が、お互いにとって良い仕事ができます。
準備が整っていなくても、まずご連絡いただければ一緒に整理します。「何が必要かわからない」という状態でのお問い合わせも歓迎しています。